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新型コロナの影響で抗ウイルスや除菌、衛生管理について意識が高まっている昨今ですが、前回よりご紹介しております、ネズミもウイルスや菌をばらまく害獣です。
今回はご家庭でできる対策についてご紹介したいと思います。
1.ネズミの住み着きづらい環境を作る
ネズミはエサを探して屋内へ侵入します。まずは食べ物に注意しましょう。お部屋に食べカスやゴミを長い間放置してはいませんか?日々の清掃こそがなによりも大切です。
またお菓子や乾物などはプラスチックなどの容器に入れて保管しましょう。小麦粉やペットフードなども被害にあうことがありますので徹底した管理をしてください。
さらにネズミは建物内に巣を作ることがあります。ティッシュやお菓子の袋、布製品、ダダンボール、ビニール製品などを集め、ベッドにして子育てを行います。ゴミの分別や整理整頓をして、清潔な環境を整えましょう。
2.侵入口を塞ぐ
通気口や換気扇、壁の隙間、エアコン・ガス・水道の配管周り、電気系統の配線周りなど、指一本通る穴があればネズミは侵入してきます。パテやセメント、金網などで封鎖しましょう。
3.駆除方法
ご家庭でも簡単にできる駆除としては、粘着シート、殺鼠剤、忌避剤、超音波などがあります。
粘着シート・・・みなさん一番イメージしやすいと思われます。強力な粘着剤がついたシートです。この上をネズミが通るとくっつき捕獲します。ネズミはとても賢いのでシートの置く場所、敷き方に技術が必要です。前回ご紹介しました生態に合わせて通り道となっているところを予想し、設置しましょう。
殺鼠剤・・・文字通り食べたネズミが死ぬ薬剤です。台所などネズミの餌場にしかけましょう。ネズミはとても警戒心が強いため、一ヶ所だけでなく、よく見かける場所など、複数設置してください。具体的には、流し台の下や隅、冷蔵庫の裏、床下収納、排水管回りなどです。
また、毒餌よりもおいしい食べ物があるとなかなか毒餌を食べてくれません。上記1.で説明したように食べ物の整理整頓を心がけましょう。それでも食べてくれない場合は毒餌に工夫をしてみましょう。被害にあった食べ物を細かく砕いて毒餌にふりかけたり、ゴマ油やソースをかけてみたりすると食べることがあります。
時期としましては、ネズミの食欲が増す秋~冬がベストです。天井裏で暴れている場合は遊んでいる場所として使っていることが多く、食べない可能性が高いでしょう。
忌避剤・・・ネズミの嫌がる天然ハーブなどの匂いを主成分とした薬剤です。設置するだけの置き型タイプや、通り道や侵入口にスプレーする噴射タイプ、バ〇サンのように煙を拡散する燻煙タイプがあります。一定の効果はありますが、匂いに慣れたり、鈍いネズミには効果がなかったりすることもあります。
超音波・・・ネズミの嫌がる超音波を出して追い払う機械です。こちらもネズミが驚いて一定の効果がありますが、音に慣れたりすると戻ってくる可能性があります。周波数や音量、音の反響する角度などを変更して慣れさせないようにする必要があります。
ご家庭で試される場合には、殺鼠剤と粘着シートの組み合わせをおススメします。その際には殺鼠剤を設置した周りに粘着シートを置いてみてください。ただ粘着シートを置いても、賢いネズミは突然増えた障害物を避けて移動することが多いです。組み合わせることにより毒餌を食べて体調が悪くなり判断力の弱ったネズミが粘着シートにかかりやすくなるというわけです。
今回はご家庭でできる駆除についてお話させていただきました。ネズミはウイルスや菌、ダニやノミなどの衛生面だけでなく、家屋・家具の破損や火事まで起こしてしまう可能性のある害獣です。何よりも家にいるということだけでも気持ちが悪いですよね
少しでもご参考になれば幸いです。
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