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今年は暖冬ではありますが、冬になると相談が増えてくるのがネズミ駆除です。外が寒いからなのか暖かい室内に入ってきやすくなるようです。
ネズミが侵入してくると菌やウイルス、寄生虫やダニを撒き散らし、フンなどの汚れ、壁や家具の穴・傷、最悪のケースでは配線ケーブルなどをかじり、漏電や火事になるといった多くの被害を受ける可能性があります。
そんな被害をもたらすネズミを駆除するために、まずはその生態を知りましょう。
主に見かけるネズミはドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類です。
1.ドブネズミ
茶色や褐色がかった灰色。体長18~23cm前後。比較的しっぽが短く、体長以下であることが多い。
下水まわり、ゴミ捨て場、地下などの湿ったところに棲息。水中にも入り、泳ぐのが巧い。建物内やマンホールなどにゴミを集めて巣にすることもある。
地表や建物の下層階で生活するため、高所に登ることはあまりない。
性格は凶暴で、肉や魚介類などの動物質のものを好む。
2.クマネズミ
黒色や灰色、茶褐色。体長17~21cm前後。しっぽが長く、体長と同じかやや長い。また耳が大きくドブネズミと見分けるポイントになる。
多くがビルや天井裏など建物内に住む。手足に滑り止めとなるヒダがあるため、壁や配管等をつたい、高所へも昇り降りすることができる。
警戒心が強く、穀物や果実の植物質を好み、ゴキブリ等の昆虫も食べる。
3.ハツカネズミ
白色、灰色、褐色、黒色など多様。体長6~9cm前後。他のネズミに比べて小さい。
田畑や草地など屋外が主であるが、建物に棲息することもある。小さいため、指1本が通るほどのわずかな隙間からでも侵入する。妊娠期間が20日程度と短くその名の語源となっているほど繁殖力が強い。
雑食だが主に種子や穀物類、雑草や昆虫も食べる。
この中でも家庭やビルでよく見かけるのはクマネズミでしょう。木登りが得意ということもあり、天井裏やビル内の壁の中に巣を作ることがよくあります。またドブネズミは水に強いため、排水溝や排水パイプを泳いで屋内や室内に侵入することがあります。
今回はネズミの生態について簡単にまとめてみました。
次回の更新は具体的な駆除の方法についてを予定しています。
台所に置いていた食材がかじられている
フンが落ちていて気持ち悪い
天井裏で運動会をしていてうるさい
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